夏に生簀に放流された稚エビが成長し、11月頃になるといよいよ新物車海老の出荷が始まります。エビは個体によって成長していく大きさも異なりますので、一定の大きさになった車海老から出荷されます。通常は、水流に逆らうように仕掛けたエビ籠を仕掛け、カゴに入ったエビを選別する事となりますが、カゴに入るエビの大きさも不規則なため、水揚げできる予測や調整に気を遣う所となります。
当養殖場では、「SS・S・M/L(標準)・2L(特大)・3L(超特大)」で規格を分けています。12月に入ると順調に育った車海老は手のひら以上の大きな3Lサイズになるものもあります。一般的には市場に出回らないため大変貴重な食べ応え十分の特大車海老です。
エビ水揚げ